最近はWiFi対応機器でインターネットに接続する機会が増えていますが、デスクトップパソコンやテレビなどは無線に対応していません。

WiFi対応のノートPCでも、快適にストリーミング動画を視聴したい場合にはlanケーブルで接続をする必要があります。lanケーブルはルーターと接続して使用しますが、ルーター側の差込口の数が不足している場合にはハブを使用して分岐させることが可能です。ハブは通信可能な速度が決まっていて、100Mbps(メガ)と1000Mbps(ギガ)タイプの2種類があります。元のインターネット回線が100Mbpsであれば100Mbpsタイプでも構いませんが、1Gbpsの場合は1000Mbpsタイプのハブを選ぶようにします。

ただし、元の回線が100Mbpsでもギガタイプの製品を使用した方が速度低下の影響を受けにくくなるというメリットがあります。ハブにはいくつかの差込口(ポート)がありますが、1本は入力用に使用するので残りをPCやテレビと接続します。ほとんどの製品はlanケーブルを指し込むポートは入力・出力を気にする必要がなく、どこに挿入しても構いません。

ポートは入力用に1つを使用するので、残った分を端末と接続するのに利用します。lanケーブルで接続をする機器の数を考えて、十分な数のポートを備えている製品を選ぶようにしましょう。ハブの筐体には、プラスチック製と金属製の2種類があります。業務用の高価なタイプは金属製で、放熱に優れています。熱がこもると故障や劣化の原因になるので、信頼性を重視するのであれば金属製のタイプが安心です。家庭用でコストパフォーマンスを重視するのであれば、プラスチック製の安い製品を選ぶことができます。

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