インターネットへ接続するためにはプロバイダーの契約が必要になります。
プロバイダーがインターネットの入口であり、入口への契約を経ないと使えません。また、プロバイダーへ接続するためにはラストワンマイルの回線が必須です。FTTHやadslを契約することでラストワンマイルの回線を確保します。ラストワンマイルの出発地点にはlanが構築されているのが通常です。このlanネットワークでlanケーブルが頻繁に使用されます。
コンピュータはハブにlanケーブルを介して接続するため、ハブがこのネットワークの集約装置に位置します。昨今は、無線技術が発達したため、無線lanネットワークを構築することが通常となりつつあります。無線と有線が混在するのですが、iot機器が増えると無線の使われる頻度がさらに増加すると考えられます。ただし、インターネットのバックボーンでは超高速通信帯域を確保しなければならないため、今でも有線のlanケーブルが重宝されています。
これは400Gbps等の広帯域では依然として無線では無料だからです。ハブも広帯域に対応した機器が使われていていて、市販の低価格のものとは全く別ものと言って良いでしょう。インターネットは約30年の歴史しかありませんが、lanケーブルやハブも歴史と共に様変わりしてきました。それでも基礎となる仕組みや必要性は全く変わっていません。これからも粘り強く生き残っていくでしょう。