無線ではなくlanケーブルを使ってパソコンをネットワークにつなぎたい、と思ってる人もいるかもしれません。
それは結構なことですが、lanケーブルを購入するときは気を付けておかなければならないことがあります。何かというと、ケーブルにはいくつか種類があり、その中にはノイズを発生させるものもあるということです。ノイズぐらいなら大丈夫と考えるかもしれませんが、実害を及ぼすこともあり、軽視することはできません。例えば、ノイズのせいで通信障害が発生することもありますし、ネットワークオーディオを使用する場合、雑音が入る可能性もあります。
こうしたことを考えると、lanケーブルは慎重に選ばなければなりません。どうせ買うならノイズが発生することのない、快適な製品を選べるようにしましょう。ではどうしたらいいかというと、lanケーブルのコネクタをチェックして、そこで使われている銅線が8本のものを選ぶことです。本数が4本の製品もありますが、4本の場合は通信速度が低く雑音が起きやすくなります。
一方、8本線は通信速度が高いので、その分、ノイズの発生を抑えることができます。従って、有線ケーブルを買うときは8本線の製品を選びましょう。一方、雑音の原因が有線ケーブルの質だけに左右されるわけではないことも、覚えておいてください。
例えば、家の中にあるコンセントからは電磁波が発生していますが、この電磁波によって雑音が引き起こされることもあります。従ってこの場合は、ケーブルの問題ではなく、電磁波が原因ということになります。